そのような中、日経平均株価は反発しましたが、やや力強さに欠ける展開でした。寄り付きから反発して推移したものの、前場の序盤には一時▲1円安となり、わずかながらマイナス圏に沈みました。
しかし、そこから再び反発し、後場の半ばに一時+176円高となる場面が見られたものの、上値の重い展開が続いたようです。結局、3日ぶりの反発となりましたが、本格的な反発には遠く及ばないものとなりました。
なお、TOPIXも同じような値動きで5日ぶりの反発となりましたが、終値は1,700ポイントへわずかに足りませんでした。
東証マザーズ株価指数は6日続落、売買代金は8日連続で1,000億円割れ
東証マザーズの出来高は5,421万株、売買代金758億円となりました。出来高は前日並みでしたが、売買代金は増加しています。
前日よりは増えたものの、個人投資家の資金移動が明らかに一巡し、出来高・売買代金とも閑散状態に近づきつつあります。売買代金は8日連続で1,000億円の大台を割り込みました。
また、株価指数も大きく下落し、これで6日続落となっています。
三越伊勢丹HDなど百貨店株が反発、好決算の信越化学工業も堅調に推移
個別銘柄では、ファーストリテイリング(9983)、ソフトバンクグループ(9984)、東京エレクトロン(8035)、ダイキン工業(6367)など株価指数寄与度の高い大型株が軒並み反発しました。