生きているうちに持ち物を片付ける「生前整理」

人の死後にその人が使っていたものを片付けることを「遺品整理」といいます。突然死が訪れると多くの遺品がそのまま残されることになります。でも遺品整理をする遺族にとっては、どれが大切なものなのか判断できない状況になりがちです。遠方に住んでいると、なかなか整理をする時間が取れないケースも出てくるでしょう。

そのため「自分で身の回りを整理しておけば、残された人の苦労を減らせる」と考えて、持ち物を片付けたり減らす人が増えています。これが「生前整理」です。

特に借金やデジタル遺品(パソコンやスマホに残っている写真などのデータ)はやっかいな問題になりやすいので、きちんと整理をしておくことが大切です。借金をしていることに遺族が気づかないままでいると、借金も相続してしまうことになりかねません。

一方デジタル化が進むなか、ネットバンキングにお金があるのに「パスワードやIDがわからなくて引き出せない」といったトラブルも起きています。またFXをしていたことを誰にも知らせていないと、遺族が多額の損失を抱えてしまうケースもあるかもしれません。借金や投資、ネットバンキングなどの情報は、確実に遺族に伝わるようにしておきましょう。