以前から利用していた人は86.5%となっており、新規利用者は少ないようです。新規利用層を詳しく見ると、20代女性(29.0 %)がもっとも多く、50代男性(6.0%)がもっとも少なくなっているようです。

同調査では全回答者(1,000名)に、「キャッシュレス・消費者還元事業によってポイントが還元されることを考慮して行ったこと」についても質問しています。

買おうかどうか悩んでいたものを購入した」かについて、「行った」は23.0%、「行っていない」は77.0%となったようです。「行った」と回答した層をくわしくみてみると、20代が34.0%ともっとも高くなっています

さきほどお伝えしたように、「キャッシュレス・消費者還元事業」を機にキャッシュレス決済を開始した人がもっとも多かった層は20代女性、そして「キャッシュレス・消費者還元事業」で「買おうかどうか悩んでいたものを購入した」のが多かったのも20代。

キャッシュレス決済を開始したばかりの人の中には、「ついつい買ってしまった」という人が多いのかもしれません。「ポイント還元があるから」と過度に期待せず、通常通りの買い物を心がけた方が良さそうです。