いまさら?と言われそうなのに、仮想通貨を買ってみました

筆者は、最も着実に資産形成をしていく方法は、長期的なリターンが着実に見込める投資対象に毎月つみたて投資を行うことだと考えています。詳しくは近著※をお読みいただきたいのですが、その考え方には一抹の揺らぎもありません。

が、「なぜ、地味なつみたて投資が最も効率的と表明している筆者が仮想通貨を買ったのか?」と思われるに決まっています。そこで今回は、最近購入した仮想通貨に関する筆者の取り組み理由や、仮想通貨に対する客観的な見方についてコメントしたいと思います。

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※『毎月3万円で3000万円の「プライベート年金」をつくる 米国つみたて投資』(かんき出版、2019年)

購入した仮想通貨はイーサリアム (Ethereum)

仮想通貨にはいろいろな種類があります。最も知られているのがビットコイン(Bitcoin)です。仮想通貨=ビットコインと思われているフシもありますが、実際は10種類以上の仮想通貨が取引されています。

イーサリアムを買ったのは、ビットコインが有名すぎるので二番手のイーサリアムはより高い拡張性や成長性があるのではないかという単純な理由からです。加えて、スペインの銀行(バンコ・サンタンデール)が約20億円の債券発行をイーサリアムで決済したという報道を目にしたからです。

まだ実験段階かもしれませんが、金融機関が利用するということは、それなりの技術的な信頼性があるのではないかと考えたからです。つまり、勉強のためにイーサリアムを買ってみたのです。

結果としては利食いすることができました。約6.3イーサリアムを12月13日に@15,944円で買い、1月21日に同数を@17,740円で売却。この間のリターンは約+11%です。ただし、購入数日後、イーサリアムは@12,800円くらいまで20%ほど価格が下がっています。この間を切り抜けられたのは、年末多忙になってイーサリアムのことを忘れていたからでした。

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執筆者
太田 創
  • 太田 創
  • 一般社団法人日本つみたて投資協会 代表理事

関西学院大学卒。1985年、三菱銀行入行。1988年より約10年間、ロンドンおよびサンパウロで資金為替・デリバティブ等の運用、投資信託の管理業務に携わる。その後、2000年からシティグループ(米)、UBS(スイス)、フィデリティ(米)、GCIにおいて投資信託のマーケティング・商品企画を統括。現在は一般社団法人日本つみたて投資協会・代表理事。主要な著書には、『ETF投資入門 』(日経BP 2008年)、『お金持ち入門』(実業之日本社 2015年 共著)、『毎月3万円で3000万円の「プライベート年金」をつくる 米国つみたて投資』(かんき出版 2019年)などがある。