2番目が食費ですが、これは社食があるのである程度予算を抑えて設定します。3番目が飲み会代。人付き合いも新たな仕事につながるのでここも惜しみません。ただし、あまり度が過ぎると体調を崩し仕事どころではなくなって本末転倒なので、体調面との兼ね合いも考慮して週2回までに抑えます。
このように、優先順位1位のものには惜しみなくお金を使い、2~3番目のものには無理のない上限を設定します。それ以下の優先順位のものにはちょっと頑張らないとクリアできない程度の上限を設定。このやり方であればストレスが溜まりにくくなります。
もう一つの分類方法として、お金の対価として受け取るものの性質ごとに分ける方法があります。
たとえば、同じ飲み会であっても、今後付き合うこともない人の送別会に使うお金は「その場限りのお金」です。一方、コネクションができて今後の仕事につながる人との飲み会に使うお金は「将来価値を生むお金」です。
同じように「その場限りのお金」と「将来価値を生むお金」ってありますよね。食費や水道・光熱費のように「現状を維持するためのお金」や、行けなくなった旅行のキャンセル代のように「最悪の出費を避けるためのお金」など、いずれにも該当しないものもあります。
これらの特性ごとに分けて、分類した出費のうちどこを抑制するのか、どこにお金をかけるのか、自分で整理してみてはどうでしょうか。
「〇〇円以上の買い物は即断しない」ルールを決めてみる
これは簡単な話ですが、自分の中で即決しない買い物のルールを決めます。基準はズバリ「値段」。筆者であれば、3,000円以上の食費以外の買い物は即決せず、1日~3日置いて購入を決めます。
これは、衝動的な買い物を抑制するためです。もっと余裕のある人は基準ラインを5,000円、10,000円に変更してもいいでしょう。