また、半導体関連も値を上げ、信越化学工業(4063)が昨年来高値を更新し、東京エレクトロン(8035)も取引時間中に再び上場来高値更新となっています(終値は下落)。

さらに、110円/ドル台の円安水準が定着しつつあることを受けて自動車株が買い戻され、マツダ(7261)が+6%高に迫る急騰で引け、スズキ(7269)やSUBARU(7270)なども+4%超高の大幅上昇となりました。

その他では、医薬品株も買われて中外製薬(4519)は連日で上場来高値更新となったのが目を引きました。

一方、小売り株の一角が売りに押され、ファミリーマート(8028)、イオン(8267)、J.フロント リテイリング(3086)、ツルハホールディングス(3391)などが大きく値を下げ、良品計画(7453)は4日続落となりました。

また、株価上昇が続いたハイテク株の一角も下落し、ソニー(6758)、NEC(6701)、富士通(6702)、村田製作所(6981)が冴えない値動きのまま終わっています。

新興市場(東証マザーズ)では、ミクシィ(2121)が連日で昨年来安値を更新し、ウォンテッドリー(3991)も同じく連日の安値更新で引けました。

一方、ブシロード(7803)が久々に急騰し、株価下落が続いていたトゥエンティーフォーセブン(7074)は急反発となっています。

葛西 裕一