そのような中、米国株式相場の最高値更新を受け、日経平均株価は終日プラス圏で推移しました。ただ、寄り付き直後に一時+182円高まで急伸しましたが(昨年来高値を更新)、その後は上値の重い展開が続きました。

結局、膠着感が強い中で引けましたが、それでも終値は3日ぶりに24,000円台に乗せる続伸となっています。

なお、TOPIXも同じような値動きで3日ぶりの反発となりました。

東証マザーズ株価指数は4日続落、売買代金は6日ぶりに1,000億円を上回る

東証マザーズの出来高は1億3,973万株、売買代金1,010億円となり、いずれも前日より増加しました。

前月(昨年12月)から始まった個人投資家の資金移動は一巡したものの、売り買いが交錯した結果、出来高は今年初めて1億株を上回り、約11カ月ぶりの大商いとなりました。ただ、低位株の売買が多かったため、売買代金は1,000億円をわずかに上回った程度に止まっています。

また、株価指数は小幅な下落ながら、これで4日続落となりました。依然として900ポイント回復目前で足踏み状態となっています。

オリンパスが3日連続で昨年来高値を更新、マツダが急騰など自動車株も買い戻される

個別銘柄では、ハイテク株の一角が買われ、オリンパス(7733)が3日連続の昨年来高値更新となり、パナソニック(6752)も連日で昨年来高値を更新しました。