実力主義・成果主義企業への挑戦
20~30代であれば、実力主義・成果主義の企業にチャレンジする方法もあります。例えばコンサルティング会社や、外資系金融機関などです。これらの企業は「実力主義」「若手」というイメージの通り、年の功が通用しない業界です。そのため能力次第で実力にふさわしい年収アップを達成できる可能性が高まります。それに実力主義の企業での勤務経験やその人脈は、その後の大きな財産となるのではないでしょうか。
20〜30代の転職で年収アップを達成。その特徴とは?
若手世代の転職実態はどのようになっているのでしょうか。転職情報サイト「doda(デューダ)」の「転職で年収アップするのはこんな人」から年収アップ成功者に関するデータを見てみましょう。
・年収アップ成功者の平均年齢:31.1歳
・平均転職回数:0.8回
・年収アップ成功者が最も多かった年齢:28歳(9.4%)
・平均アップ額については年齢とともに上昇
転職成功者の傾向として判明したのは、年収アップ成功者が多いのは20代後半で、実際に年収アップ額が高くなるのは30代以降ということです。年収アップ割合について転職回数別に見ると、「0回」(53%)の人がもっとも多く、次いで「1回」(26%)、「2回」(13%)という結果になりました。「若年層」や「はじめての転職」が年収アップ成功につながっているようです。