また、医薬品株も総じて上昇し、第一三共(4568)が+4%高の大幅上昇となり、小野薬品工業(4528)が昨年来高値を更新し、中外製薬(4519)は上場来高値を更新しています。

なお、外食株では、連日で急落していた吉野家ホールディングス(9861)が小反発となり、松屋フーズホールディングス(9887)は連日の高値更新となりました。

その他では、世界陸連がナイキ社の厚底シューズを禁止するという観測報道が流れたことを受け、競合のアシックス(7936)が一時+8%高に迫る急騰となりましたが、終値は+3%高にも届かずに引けたことが目を引きました。

一方、三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)など銀行株が売られ、野村ホールディングス(8604)など証券株も大幅安となりました。

また、小売り株の一角にも売りが向かい、一昨日にストップ安を付けた良品計画(7453)は3日続落で終わっています。

新興市場(東証マザーズ)では、ミクシィ(2121)が安く推移して昨年来安値を更新し、ウォンテッドリー(3991)も同じく安値更新で引けました。

一方、ロゼッタ(6182)が大幅上昇となり、農業総合研究所(3541)は急騰で引けています。

葛西 裕一