そのような中、日経平均株価は膠着感の強い値動きとなりました。寄り付き後に一時+58円高まで上昇しましたが、前場の半ばには一時▲11円安のマイナス圏へ沈む場面も見られました。その後も大きな動きはなく、小幅上昇で引けています。
日中の値幅(高値と安値の差)はちょうど70円という非常に狭いレンジ内の値動きに終始しました。
なお、TOPIXも同じような値動きとなりましたが、最後はマイナス圏から浮上できずに小幅続落となりました。
東証マザーズ株価指数は3日続落、売買代金は5日連続で1,000億円を下回る
東証マザーズの出来高は7,521万株、売買代金922億円となりました。出来高は前日より増加しましたが、売買代金は小幅減少となりました。
前月(昨年12月)から始まった個人投資家の資金移動が一巡した感があり、売買代金は5日連続で1,000億円を割り込んでいます。
また、株価指数も小幅下落で3日続落となり、依然として900ポイント回復目前で足踏み状態となっています。
オリンパスとパナソニックが昨年来高値を更新、MUFGなど金融株は冴えない値動き
個別銘柄では、ハイテク株の一角が買われ、オリンパス(7733)が連日の昨年来高値更新となり、パナソニック(6752)も久々に昨年来高値を更新しました。