特学は個性を大切にするクラス

今回ご紹介したのは、あくまでも我が家の長男が在籍する特学の1日です。

市区町村の考え方によって特学の授業方針は異なりますが、そもそも特学とは「教育上特別な支援を必要とする児童や生徒のために置くことができる」クラス。

特学の先生たちは、定期的に発達障害などの研修を受けたり教育委員会からアドバイスを受けたりして、常に「子どもの個性に合わせた学び方」を研究し続けていらっしゃることがほとんどでしょう。

筆者は「できることなら通常学級に在籍してほしい」と思った時期もありますが、特学でのびのびと過ごす長男を見ていると、心の底から「特学にして良かったなぁ」と感じるのです。

特学を希望するか否かは、かなりデリケートな問題です。結果的に我が家の長男には特学が合っていたわけですが、子どもによっては通常学級が向いている場合もあるでしょう。

教育委員会に相談することによって「特学の見学に行く」こともできるはずですので、特学在籍を考えている保護者さんは、まずは見学に足を運ばれてみると具体的なイメージがつかめるはずです。

【参考】
(※1)「特別支援教育について」文部科学省

広瀬 あゆみ