絵の嘆願書に首相宛ての手紙…。レジ袋撤廃を推進した子どもたちのパワー

ニュージーランドで起きたこと

ニュージーランドでは2019年7月、使い捨てレジ袋が法的に禁止になりました。混乱が起きるかと思いきや、そんなことはまったくなく、人々は当初から当然のように「マイバッグ」持参で買い物に出かけています。

それもそのはず。プラスチックごみ撤廃政策の第一段階ともいえる使い捨てレジ袋からの脱却は、民間の取り組みのほうが2018年末と一歩先だったからです。一般の人々が、使い捨てレジ袋を大量に使用していたスーパーマーケットに呼びかけたのがきっかけです。

続きを読む

この動きに貢献した一般人の中でも、特筆すべきは子どもたち。ニュージーランドの子どもたちのパワーを紹介します。

首相に手紙を出す子どもたち

昨年12月、プラスチックごみ撤廃政策の第二段階が政府から発表になりました。

ジャシンダ・アーダーン首相は「私たちにとってプラスチックごみ問題は長期にわたる課題ですが、使い捨てレジ袋の撤廃は問題解決の第一歩として重要な役割を果たしました」と前置きした上で、こうコメントしています。

「大人だけでなく、たくさんの子どもたちが、大量のプラスチックごみが海に流れ出すことを心配し、私に手紙をくれました」と、同政策のきっかけを作ってくれたのは子どもたちでもあるということに触れたのです。

実際、首相宛に子どもたちから送られてくる手紙の中で最も多いのはプラスチックごみ問題についてなのだそうです。

参考記事

ニュースレター

メールアドレスをご登録いただくと、毎朝LIMOの更新情報をお届けいたします。

1998年よりニュージーランド在住。東京での編集者としての経験を生かし、仲間と各種メディアを扱う会社を創設、編集長を務める。
2002年に独立し、本格的に執筆活動を開始する。ニュージーランド航空やニュージーランド観光局の発行物やウェブサイトを手始めに、現在は国内はもとより他の英語圏の国々における環境、ビジネス、子育て/教育、文化、テクノロジーといった分野について、多岐にわたる媒体に寄稿。海外在住日本人ジャーナリスト集団「Global Press」所属。