・「日曜の朝からバタバタと家事をする妻を見て、『今日くらいゆっくりしたら?』と声をかけたことがあります。すると『じゃあこの洗濯物を誰が片付けるのよ!』と怒られてしまいました。今思うと、『今日は僕が家事をやるよ』というのが正解だったのかもしれませんね」

・「子どもの体調を心配する妻に『気にしすぎだよ』と告げると、『他人事なのね。信じられないわ』と言い返されてしまいました。僕としては、悩み過ぎないようにアドバイスしただけだったのですが…。言葉足らずだったようです」

・「妻が『家事と育児の両立がこんなに大変なんて…』と悩んでいたので、『分かるよ、僕も仕事が大変で…』と話したことがあります。こういったときは、相手の気持ちに寄り添うことが大切だと思ったので…。ところが、かえって『そうね、あなたの方が大変よね』と呆れられてしまいました」

妻への言葉がけでは、ちょっとしたニュアンスの違いによって受け止め方も変わってきてしまいます。一言かける前に、言葉の意味や捉え方をもう一度考えるといいかもしれませんね。

何をやっても怒られる

なかには言葉だけでなく、行動によって妻を苛立たせてしまうケースもあるようです。こちらも言葉と同様に、良かれと思ってした行動が妻の感情を逆なでしてしまったパターンがほとんどです。では、その様子を覗いてみましょう。