100円ショップ・セリア、既存店売上高のマイナス成長が続く(2019年12月)

注目小売店月次実績シリーズ

シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は100円ショップ「セリア」を展開するセリア(2782)の、2019年12月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。

直近の月次実績

2020年1月7日に更新されたセリアの2019年12月既存店売上高は、対前年同月比98.6%となりマイナス成長。内訳は客数99.3%、客単価99.3%でした。

一方で全社売上高は105.4%で、プラス成長となりました。

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今期の既存店売上高の振り返り

では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は3月決算)。

既存店売上高は、これまでプラス成長となったのは9月(102.2%)のみの状態が続いています。客数のプラス月は3カ月、客単価のプラス月は1カ月に留まり、両者ともに苦戦が続き、マイナス成長が継続中です。

しかし全社売上高は今期全ての月でプラス成長を維持。新規出店が続いており、全社売上高のプラス成長を支えています。

過去1年の株価動向

最後に同社の株価動向を見ていきましょう。

同社株価は、2018年1月の7,390円が天井として存在し、現在は昨年8月に付けた安値2.363円からの回復過程にあります。株価は昨年12月に3,100円付近で跳ね返されましたが、1月8日から急上昇しており、今後新たな上昇トレンド入りするか注目されます。

全社売上高は今期全ての月でプラス成長。一方で既存店のプラス成長は9月の1カ月のみに留まっていますが、プラス成長にあと一歩の状態です。既存店売上高が今後プラス成長に転じることになるのかが注目されます。

セリアの過去1年の株価推移

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参考資料:2019年12月度の月次売上高

LIMO編集部

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LIMO編集部は、個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディアでの運営経験者等を中心に立ち上げ。その後Longineのサービスは2020年3月に終了となったが、Longine編集部のメンバーは引き続きLIMO編集部のメンバーとして在籍し、お金のプロとしてコンテンツ編集や情報を発信しています。LIMO編集部は、証券・金融業務メンバーに業界紙出身の新聞記者などもメンバーに加え、国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報をわかりやすくお届けします。