また、自動車株も再び売られ、ホンダ(7267)、スズキ(7269)、ヤマハ発動機(7272)などが大幅安となり、前日に大きく値を上げたトヨタ自動車(7203)も売られました。
ただ、主力銘柄は総じて下げが目立ったものの、極端に売られた銘柄は少なかったようです。
一方、ハイテク株の一角には買戻しが続き、NEC(6701)が大幅高となり、小幅上昇となったソニー(6758)とともに逆行高となりました。また、富士通(6702)が堅調に推移して昨年来高値を更新し、実に約14年ぶりの高値(株式併合調整後)を付けています。
その他では、中東情勢緊迫化を受けた原油価格高騰により、国際石油開発帝石(1605)が3日連続で昨年来高値を更新したものの、小幅高に止まったことが目を引きました。
新興市場(東証マザーズ)では、ジーエヌアイグループ(2160)が急落し、そーせいグループ(4565)やアンジェス(4563)など医療バイオ株も大幅下落となりました。
また、ブシロード(7803)やマクアケ(4479)など株価上昇が続いた新規上場銘柄も大きく値を下げています。
葛西 裕一