・「夕食前に帰ってこいと言われますが、毎日同じ時間に上がれるわけもなく、ちょっと遅れたら『食事中にタイミングが悪い』と妻に言われました。あとは、子供が寝かかっているタイミングで帰宅もNGと言われてます。『協力して欲しい』という気持ちはわかりますが、いわゆる『妻ルール』が多すぎて妻の思い通りにはこなせません。妥協してもらえると助かるのですが」

・「うちの子どもたちは完全にママっ子。ネットなどで『ママがいいみたい』と言うのはダメと聞いたので言わないように努力しているのですが、やっぱり妻のようにはうまくやれません。昼間の空気感などがあるのは仕方がないですが、もう少し父親が入りやすい空間を作ってもらえるとうれしいです」

・「結婚前からお互いの趣味を尊重してきたのに、子供が産まれた途端、趣味を悪のように考えるようになった妻が寂しいです。確かに妻は趣味に時間を使えませんが、だからといってこっちまでゼロにしろというのも違うのでは。もう少し夫婦二人だったころのコミュニケーションを取れたら改善できるのにな、と思います」

一方的に妻からため息をつかれる夫たちにも言い分はあるようです。

余裕がないときは外部の協力も必要

確かに、夫の行動を一方的に悪と取るのではなく、妻の願いや気持ちを話し合えれば状況は変わるかもしれません。とはいえ、日々の育児に疲弊している状況で「とても議論し改善するよう構築している場合ではない」という人もいるのではないでしょうか。