ひとつめは「車として成熟している」点、そして「価格」です。

モデル末期車は、デビューした当時の大小の不具合を長い年月かけて修正しています。そのため新型車と比べて、大きな不具合が発生しにくいのです。

また新型車が出るので、同じモデルの中では新しい車種が出ることがありませんから、「諦めがつきやすい」ということもポイントではないでしょうか。

そして価格面においては大幅な値引きが期待できます。一般的に新型車は値引きが絞られますが、モデル末期の車に関しては「在庫一掃」と言わんばかりの大幅値引きをする場合が多いのです。「車を販売したい」というディーラーの思惑があります。
その思惑に消費者が乗ることで、購入時にびっくりするくらいの値引きを引き出すことができます。

車は大きな買い物ですから、「少しでも安く買いたい」という人にとっては非常に大きなメリットではないでしょうか。