いくら自動車メーカーがテストを繰り返して市場に出したとしても、想定外の問題が発生します。そうなってしまうと最悪の場合はリコールという展開になります。

その都度、ディーラーに持ち込むなどする必要があるため手間がかかるというデメリットもあります。

また、リコールに至らない軽微な不具合などを更新したり、快適装備が追加された「マイナーチェンジモデル」、「一部仕様向上モデル」がおよそ3年以内に発売されることもほぼ確実で、その都度目新しい機能に心揺さぶられる場合もあるでしょう。

「こういった誘惑に負けないし多少の不具合は仕方ない、とにかく新しい車に乗りたい!」という人は、デメリットを感じることはないかもしれません。

何かとお得なのは車として成熟した「末期モデル」

逆にモデル末期のメリットデメリットを見ていきましょう。

先にデメリットから行くと、モデルチェンジするということがわかっている場合は「わざわざ古い方を買う」ことになりますから、納車直後に「買ったばかりなのにひとつ古いモデルとなってしまう」ということがデメリットといえます。

見た目も古く先進的な機能も一世代前のものとなってしまうので、もしかすると周囲から「なんで新型が出るのに古い方を買ったの?」と聞かれるかもしれません。

だったら新型の方を買えばいいのでは、と思うかもしれませんが、それ以上のメリットもあることを忘れてはいけません。

そのメリットは2つあります。