・「家事を手伝おうという気持ちはあるのですが、何をやっても『やり方が違う』『それより先にすべきことがあるでしょ』と口を挟まれます。だったら、最初から何もしないでおこう…と思ってしまうんですよね」

・「年末年始は気持ちが緩んでしまい、どうしてもスイッチが入りません。仕事なら、やることが決まっているのでテキパキと動けるのですが…。妻がすべきことを率先して手伝おうと思うと、何をしたらいいのか分かりません」

・「子どもの遊び相手をしようとしたら、『もうすぐ寝る時間なのに興奮させないで』『テレビばっかり見させないで』と妻を怒らせてしまいます。とはいえ、『何をさせたらいい?』と聞いたら『自分で考えなさいよ!』と怒られてしまうし…。なので、妻からの指示が出るまでは大人しくしているんです」

両者の溝を埋めておこう

夫婦それぞれの意見を比べると、「その場の状況に応じた行動をとってほしい」と願う妻と、「何をすべきなのか分からない」と戸惑う夫、それぞれのすれ違いが感じられました。夫にしてほしいことがある場合、『午前中にこの洗剤を使ってトイレ掃除を済ませておいて』『子どものお習字の宿題を一緒にやってほしい』と明確に伝えるとよさそうです。