「うちの両親が恋愛結婚なことは聞いていました。とはいえ、親のそういった話は気恥ずかしい気がしていままでしてきませんでした。しかし、私が結婚すると母は聞いてもいないのに父とのことを話すようになってきました。それだけなら気にならないのですが、私に夫とのことを聞き出しては『私たちなんてね』と競ってくるのです。

正直、時代も違うし人と比べるものでもないのに…。また、義母にいわれたことを少し愚痴ってしまったところ『私なんて姑にもっとひどいことをされたんだから!』と怒り出す始末。祖母はすでに亡くなっているし、もう今さら競わないで『大変だね』の一言を言ってくれてもいいのに…」

Kさんはその後、母のライバル心が重くなり実家に帰る回数がグンと減ったそうです。

まとめ

里帰りや年末年始の帰省など、久しぶりに実家に帰ると「あれ?うちの母親ってこんな人だったっけ?」と思うことがあるものです。それは自分が大人になり新たな視点で親と接するようになった場合や、親自身が変わった場合などさまざまです。また、親子といっても必ずしも性格が合うとは限らず、無理に一緒にいることでお互いストレスになる、なんて家庭もあるようです。

他人なら許せるようなことも、親や子だと喧嘩になるというのはよくある話です。親しいからこそ本音で言いすぎてしまったり、相手への甘えが出るからこそ揉め事が生じることもあります。お互いに相手が自立した一人の大人だということを頭に入れて接してみると、少しだけモヤモヤすることを減らすことができるかもしれません。

LIMO編集部