※全回答者(2,000名)に現段階の貯蓄金額(配偶者がいる場合は夫婦2人分)を聞いているので、一人が保有している貯蓄額だけではないことをお伝えします。

還暦人の貯蓄額は以下のような分布になっています。

・100万円未満:24.7%
・100~300万円未満:11.3%
・300~500万円未満:6.3%
・500~1,000万円未満:11.1%
・1,000~1,500万円未満:10.4%
・1,500~2,000万円未満:3,5%
・2,000~2,500万円未満:7.6%
・2,500~3,000万円未満:1.6%
・3,000~5,000万円未満:8.7%
・5,000~1億円未満:6.9%
・1億円以上:8.1%

昨年に還暦を迎えている人と大きな差は生じていないので、60歳を迎えるころに2,000万円以上保有している人も少なくないことが分かります。

しかし、その一方で100万円未満との回答も24.7%と無視できない存在です。4人に1人が100万円未満なので、年金が生活の基盤になるのでしょう。

還暦人のこれからの夫婦生活は良くなると思う

続いて、還暦人の夫婦関係に注目しましょう。還暦以降、夫婦仲は「良くなる」と思っている人が7割半も占めました。還暦になると、仕事をリタイアする人も多く、一緒に過ごせる時間が増えるおかげでしょうか。ポジティブな様子が伺えて良いですね。