とくに日本は、金融に対する知識が劣っている傾向があります。金融広報中央委員会(事務局 日本銀行情報サービス局内)が実施した「金融リテラシー調査 2019年」では、金融に関する知識、望ましい行動、考え方における平均は、アメリカ・イギリス・ドイツ・フランス・日本の中で最下位という結果でした。
親が金融に関する情報を積極的に集めていれば、家族でお金の話題をする、投資を検討するといった機会も増えるはず。こういった環境が、子どものお金への興味を引きつけてくれることでしょう。
まとめ
最近では支払い方法の多様化に伴い、子どもだけでなく大人の金銭感覚が鈍ってしまうケースも少なくありません。あえて家計の状況や将来発生する出費を子どもに伝え、改めてお金について親子で考えてみましょう。
そうすれば、お金の正しい使い方も身に付くはず。お年玉を渡す前に、貯金の大切さやお金の価値を伝えてみませんか?
LIMO編集部
執筆者
LIMO編集部は、経済や金融、資産運用等をテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となり、情報発信を行っています。またメディア経験者の編集者がキャリア、トラベル、SDGs、ショッピング、SNSなどについて話題となっているニュースの背景を解説しています。当編集部はファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行にて資産運用アドバイザー、調査会社アナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等の経験者で構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ49年(589か月)で、メンバーが勤務していた金融機関は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、日興証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、日本生命、フィデリティ投信などがある。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFP等の資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社モニクルリサーチが運営(最新更新日:2024年9月30日)。