・「わが家では、月に1回家族全員で家計の状況を共有しています。『今月は車の税金を払うよ』『家のローンはあと何年残っているよ』と伝えることで、どのような出費が発生しているのかを学ぶいい機会になっているようです」
・「家族旅行用の貯金の状況は、いつも子どもに伝えています。『夏休みまでに毎月3万円ずつ貯める』『目標まであといくら』と教えているうちに、貯金の大切さを分かってくれるように。そのおかげか、お年玉は自主的に貯金していましたよ」
・「子どもが中学生になった頃、これからの学費にいくらかかるのかを説明しました。私立と公立との違い、学部ごとに異なる授業料、塾や習いごとにかかる費用などを伝えると、『こんなにお金がかかるのか』と驚いている様子でした。進路や塾選びも、以前より真剣に取り組むようになった気がします」
まずは親がお金に関心を持つこと
こう見ると、親がお金に関心をもっていると、子どもも自然と興味をもってくれるようです。お金の教育をするなら、まずは親自身がお金の知識を身につけたいところですね。