屍人荘の殺人

今村昌弘さんの小説家デビューとなった同名小説が原作で、国内のミステリーランキング1位を獲得しています。主人公は、ミステリー小説オタクの大学生、葉村(神木隆之介さん)。そして、私立探偵としての顔を持つ剣崎(浜辺美波さん)は本作のヒロインです。その他、中村倫也さん、葉山奨之さん、佐久間由衣さん、山田杏奈さん、古川雄輝さんらの共演で繰り広げられる密室状態の紫湛荘の殺人事件。

ハラハラドキドキしつつも、謎解きが進むにつれて爽快感も増していきます。スッキリとした気持ちになりたい人や、原作を読んでおらず、映画を観てじっくり謎解きに挑戦したい人におすすめの作品です。原作未読の方は、ぜひそのままネタバレなしで映画を観てくださいね!

12月13日より劇場にて公開中。

ぼくらの7日間戦争

過去に実写映画化(1988年)もされた宗田理さんの同名小説を原作に、原作より約30年後となる2020年を舞台にして描かれた劇場版アニメーション作品です。

主人公・守を北村匠海さん、ヒロインとなる綾を芳根京子さんが演じ、声のお芝居に挑戦しているほか、潘めぐみさん、鈴木達央さん、櫻井孝宏さんら豪華声優陣も出演しています。さらに、実写映画で中山ひとみを演じた宮沢りえさんも30年後の姿として特別出演。

あの頃を知っている人も、初めて『ぼくらの7日間戦争』に触れる人も、存分に楽しめるでしょう。本編88分と観やすい長さで、子どもから大人まで楽しめますので、家族みんなで鑑賞する作品を探している方にもおすすめです。

12月13日より劇場にて公開中。

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け

2015年より始まった「スター・ウォーズ」続三部作シリーズの完結編です。シリーズ3作目、スター・ウォーズ全体(スピンオフ除く)では9作目となります。

スター・ウォーズは、旧三部作(エピソード4、5、6)の次に新三部作(エピソード1、2、3)、そして続三部作として2015年よりエピソード7、8、9が展開されていました。

スター・ウォーズのストーリーに触れたことがない人は、続三部作のエピソード7、8は事前に鑑賞してから9作目を観る方がキャストや登場人物の人間関係、ストーリーがつかみやすいでしょう。本シリーズで主人公に大抜擢されたレイ役のデイジー・リドリーさんや、カイロ・レンを演じるアダム・ドライバーさん、フィン役のジョン・ボイエガさんらは他の作品でも勢力的に活動されているので、観たことがある人もいるかもしれません。

壮大なストーリーに見合ったスケールの大きい映像は、やはり映画館で観るべきもの。年末年始だからこそ印象に残る派手なものが観たいという人は、この作品を選んでみてはいかがでしょうか。

12月20日より劇場にて公開中。