・「結婚式の費用をできるだけ抑えようと、お車代の金額を少しだけ抑えました。すると、あとになって一部の参加者が『お車代があれだけとは思わなかった』『相場を知らないのかしら』と不満をもらしていたようで…。その後、その人たちとの関係もギクシャクしてしまいました。抑えられた金額より、失ったもののほうが大きいです」
・「居酒屋で女子会をしたとき、ちょうど金欠の時期だったので『私はデザートを我慢しよっと』『飲み放題は高いからやめとこうよ』などと言ってしまったことがあります。それ以降、そのグループの飲み会に全く誘われなくなりました。さりげなく理由を聞くと、『あなたがいると金銭面を気にしないといけないから…』とのこと。どうやら、友人たちにケチな人だと思われてしまったようです」
・「友人の自宅に数名でお邪魔したとき、『気を使わなくていいからね』という言葉を鵜呑みにして手ぶらで行ったことがあります。ところが、私以外の人はしっかり洋菓子や紅茶などを持参していました。そして、私がお手洗いに行っている間に友人たちが『〇〇ちゃん、手ぶらだったね…』『ちょっとびっくりしちゃった』とボヤいているのを聞いてしまい、恥ずかしいやら情けないやら…。ほんの少しの出費を削ったことで、常識がない人だと思われてしまいました」
ケチだと思われないための予防策
一度「ケチ」という印象を与えてしまうと、そのイメージを覆すのは容易ではありません。そのため、日ごろから「節約してもいい場面なのか」「相手はどう受け取るのか」を意識しておく必要があります。
では、周囲にケチという印象を与えることなく節約に取り組むには、どのような点に気をつけておけばいいのでしょうか。節約に取り組んでいる人に、その対策を聞いてみました。