万が一ボーナスが入らない場合でも支払える金額にとどめておく

あまり考えたくない話ではありますが、会社の業績が芳しくないと、ボーナスの支給額が減ってしまう可能性も考えられますし、最悪の場合はボーナスが入らないことだってありえます。

多くの人は、前年度と同じぐらいのボーナスが入ることを前提にしてボーナス払いを利用していることと思いますが、将来のことは分かりません。

そういった万が一のことを考えるのであれば、ボーナス払いは、ボーナスが支給されない場合でも貯金を切り崩すなどすれば、何とか支払える程度の金額にとどめておくのが賢明です。最悪のケースを想定して予定を立てておけば、どうなろうとも対応できるでしょう。

まとめ

ボーナス払いは、支払いを後払いにするという機能のクレジットカードにおいて、低コストで支払いを先延ばしできる方法の一つです。しかし、今であれ先であれ、結局のところ支払いを行うのは自分自身だということに変わりはないのです。

なかなか給与が上がらない昨今の情勢の中で、自分の想定していたボーナス金額が毎回もらえるとは限りません。いざボーナス払いの引き落とし日を目前にしたときに、「お金が足りない…」と嘆くことのないように、ボーナス払いに向けてしっかりと準備を行っておきましょう。

【参考】
令和元年12月期の期末・勤勉手当を国家公務員に支給」(内閣官房内閣人事局)
2019年冬季ボーナス予測」(みずほ総合研究所)

川上 俊介