みんなの貯金額はどれくらい?2020年の貯金目標額を決めよう
総務省統計局の「家計調査報告(家計収支編) 平成30年(2018年)平均結果の概要」から、2人以上世帯の1カ月あたりにおける黒字額を過去10年にわたって見てみましょう。(資料中 図1-2-7 黒字の内訳の推移「二人以上の世帯のうち勤労者世帯)」より数値を抜粋)
ちなみに黒字とは、可処分所得(実収入から税金や社会保険料を引いた手取り収入)から消費支出を引いた残りの額のことです。マイナスであれば赤字です。
・2009年:10万8,900円
・2010年:11万1,700円
・2011年:約11万1,700円
・2012年:約11万1,100円
・2013年:約10万7,000円
・2014年:約10万4,800円
・2015年:約11万1,900円
・2016年:約11万9,100円
・2017年:約12万1,400円
・2018年:約13万9,800円
あまり実感がないかもしれませんが、実は世帯の黒字額は年々増加しています。では、過去10年の預貯金純増の推移を確認してみましょう。
・2009年:約4万5,900円
・2010年:約5万4,400円
・2011年:約5万4,800円
・2012年:約5万6,500円
・2013年:約5万3,700円
・2014年:約5万7,500円
・2015年:約6万4,700円
・2016年:約7万1,200円
・2017年:約7万6,400円
・2018年:約10万2,600円
(2018年に調査で使用する家計簿の改正を行ったため、2018年の結果にはその影響が含まれます)
預貯金も年々増えていることがわかります。月10万円以上貯金し、適切な資産形成・運用ができると良いですね。