お調子者に見えて気が使える人
明るくムードメーカーで、お調子者。そういう人は後輩や部下からは慕われますが、上層部や管理職からはあまり好かれないことも多いものです。
「アイツはいいヤツだけど仕事ではなあ…」とか「明るくて前向きだけれど仕事ではヌケているところもある」などと言われる人もいるのですが、中にはお調子者でも上層部から愛される人がいます。
上層部の人たちはやはりシビアで、普段プライベートでは仲良く付き合えても仕事では厳しい目を向けるもの。そんな中でも気に入られるのは、しっかり気が使える人です。
たとえば、飲み会で幹事を積極的に引き受けたり、会社の同好会の活動でも皆を引っ張って仕切ったりしつつ、上司を立てるところは立てる。「やっぱり〇〇さんがいないと!」と飲み会に連れ出してくれる人は好かれるのです。
上層部の人たちだって、後輩や部下たちから慕われていると実感できたら悪い気にはなりません。上層部の人がこっそりお金を出してくれたときも、きちんと飲み会参加者にそれを周知し、皆にお礼を伝えるよう言うのも大事ですね。
筆者の上司にもこのタイプの人がいましたが、まるで上層部の人の広報担当のようにふるまうのです。上層部の人が周囲に慕われるように、そして上層部の人がそれを実感できるように。それができる人というのは重宝されるものです。