このように一度可視化するということは、お年玉という臨時収入をもらって興奮している子供の気持ちを落ち着かせてくれます。少し気持ちが落ち着けば、無駄遣いが減りますよ。

ほかにも「お年玉はもともと、一年のはじめにお正月の神様からもらった恩恵をみんなに分けるという意味のある行事なんだよ」と教えてあげて、今でも大人から子供に幸せになってほしいという気持ちを込めてお金を贈っていると話してあげると、大切に使う気持ちが育って、無駄なものを購入することが減りそうですよね。

タイプを見分けてお金の使い方を学習させよう

子供のお金の使い方というと、計画を立てずにものを買ってしまう散財タイプをついイメージしてしまいますが、子供の性格によってはまったくものを買わずに貯金するタイプの子供もいます。

子供にあった金銭管理を学んでほしいなら、まずは子供の自由に使わせてどちらのタイプかを見極めてから、その子にあった金銭管理について考えていきましょう。

ただしタイプを見極めるために自由に使わせると決めたときには、無駄遣いをしても決して叱ってはいけません。叱ってしまうと「結局は自分の自由にさせてくれないんだ」という気持ちが残ってしまい、金銭管理を学ぶ妨げになってしまいますよ。

タイプ別金銭管理の方法