ベビーカーは「女王の馬車」 邪魔者扱いされないのは子供が国の宝だから

(画像提供:Flickr)

ベビーカーのことを、オランダ語でKinderwagen(キンダーワーへン)といいます。キンダーは「子供」、そして「ワーへン」は車を意味します。このベビーカー、実際にはベビーだけではなく、かなり成長した4、5歳の子供が乗っていたり、犬まで仲良くその隣に座っていたりすることもあります。

誰もが道をあける

ひと昔前、ベビーカーは「女王の馬車」と呼ばれていたこともあるそうです。というのは、人も自転車も自動車も、ベビーカーが来たらを道をあけて優先するのが当たり前だからです。

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列車やバスなど公共交通機関内ではどうでしょうか。ラッシュアワーの時間帯(午前7時半頃から午前9時頃まで)は別として、ベビーカーは車いすや自転車を乗せる車両(コンパートメント)に、そっくりそのまま載せることができます。

どっこいしょと載せようとすると、ドア付近にいる乗客たちは、我も我もと争うようにして運び入れてくれます。親たちにとっては非常にありがたいことです。

自転車やベビーカーを乗せるための車両(コンパートメント)。ただし、自転車やベビーカーが置かれていない場合は、折り畳み式椅子に乗客は座ることができる。(画像提供:Zover.nl)

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稲葉 かおる

在欧25年になるライター。 ドイツやルクセンブルグなど、次期金融センターといわれる国々に囲まれたオランダから、カテゴリにとらわれない現地最新情報をメディアに発信中。