1. 借入申込者が世帯の生計中心者であること。(20歳以上の方で原則として世帯主)
2. 総収入金額又は総所得金額が一定基準以下であること。
3. 預貯金等資産の保有額が世帯で600万円以下であること。
4. 土地・建物を所有していないこと(現在居住している、または生計を維持するために必要とされる田畑等の所有は収入要件内に限り、対象となる場合があります。その場合、当該年度の課税証明書で不動産所得等を確認できることが前提です。併せて賃貸借契約書等により、みこまれる年間の不動産収入額を窓口で確認します。
5. 都内に引き続き1年以上住民登録があること。
6. 生活保護受給世帯の世帯主または構成員でないこと。
7.「暴力団による不当な行為の防止等に関する法律」(平成3年法第77号)第2条第6号に規定する暴力団員が属する世帯の構成員でないこと。
8. 以下の要件を満たし、原則として同居の同一世帯である子どもを養育していること
・都内に1年以上在住していること
・申込日の年度始め(4月1日)に20歳未満であること。
・中学3年生、高校3年生またはそれらに準ずる者(高校・大学等中途退学者、高等学校卒業程度認定試験合格者、定時制高校4年生、浪人生、編入希望者等)であること。
9. 同一世帯でない連帯保証人(1名)が確保できること。

上記のように要件が分かりづらいので、東京都社会福祉協議会受験生チャレンジ支援賃付事業区市町村窓口一覧」に直接電話で聞いてみるのが手っ取り早いです。筆者も電話で問い合わせてみましたが、親切に教えてくれます。学校や塾で案内を配布しています。でも、制度が複雑なので要件に当てはまるか分からないママも多いです。ママ友に話をしたら「なにそれ?そんなの知らなかった!」といっていました。

知らないとソンするので、区のお知らせや役所のチラシを要チェックすべし

このようなサービスは、役所が対象になる人に「こういうサービスがあるよ」教えてはくれません。知っている人だけが得するのです。区のお知らせなどの自治体の広報誌や、出張所にいった時はチラシをチェックすると耳寄りな情報が得られます。ママ友との話にでてくる口コミも大切な情報源です。

困ったときは、人や自治体を頼っていいのです。せっかく収めている税金なので使わにゃソン!です。自身が快適に暮らせるよう、フル活用しましょう。

堀田 馨