なかなか意味深な発言です。この発言、もう少し掘り下げてその真意を測ると、以下のようにいくつかの推論に辿り着くことができます。
- 上司の話を聞くのは苦痛だけど、ただで(もっと安い金額で)飲み食いできるなら我慢できる
- 自分で4,000~5,000円払っても、気の合う友人や恋人となら全然構わない
- そもそも、仕事以外で上司とは話をしたくない
- 会社の忘年会に4,000~5,000円払うなんてバカらしい
この女性社員の本心はどこにあったのでしょうか?
昨年以前にも会社の忘年会に積極的でない人は一定割合いたはずだが…
また、会社の忘年会で(社員から)費用を徴収することにビックリした人も少なくなかったようです。最近の会社の忘年会は、会費制が一般的なのでしょうか。
少し昔ならば、各部署に「会議費」とか「親睦費」などの名目で、事実上、会社から忘年会費が拠出されていたケースも珍しくなかったと思われます。出費を伴わないならともかく、自腹を切ってまで行きたくない飲み会にいくほど苦痛なことはありません。
それにしても、今回の「#忘年会スルー」とは関係なく、元々、会社の忘年会に積極的でなかった人は一定割合いたと考えられます。しかし、ここまであからさまに否定的な意見が注目された、あるいは、共感を集めたのは今回が初めてかもしれません。
もちろん、SNSの急速な普及が一因だったことは間違いありませんが、なぜ「#忘年会スルー」が爆発的な人気となったのでしょうか。