100円ショップ・セリア、既存店売上高のマイナスが続く(2019年11月)

注目小売店月次実績シリーズ

シリーズでお伝えしている「注目小売店月次実績」。今回は100円ショップ「セリア」を展開するセリア(2782)の、2019年11月の月次動向及び過去実績、また過去1年の株価動向について振り返ってみましょう。

直近の月次実績

2019年12月5日に更新されたセリアの2019年11月既存店売上高は、対前年同月比97.7%となりマイナス成長。内訳は客数98.4%、客単価99.3%でした。

一方で全社売上高は104.8%となり、プラス成長となりました。

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今期の既存店売上高の振り返り

では、同社のここまでの既存店売上高はどう推移してきたのでしょうか(同社は3月決算)。

既存店売上高は、これまでプラス成長となったのは9月(102.2%)のみの状態です。客数のプラス月3カ月、客単価のプラス月1カ月といずれも苦戦しており、マイナス成長が継続しています。

なお、全社売上高は今期全ての月でプラス成長を維持。既存店は苦戦の一方で、全社は好調を維持する状態です。

過去1年の株価動向

最後に同社の株価動向を見ていきましょう。

同社株価は、2018年1月の7,390円が天井として存在します。現在は本年8月に付けた安値2.363円からの回復過程にあり、11月に3,000円台に到達し、現在は3,000円付近での取引が継続しています。

既存店は対前年同月比でマイナス成長が続く中、新規出店が続いており全店売上高はプラス成長が継続中です。既存店売上高はマイナス成長ながら、おおむね90%台後半の数字を維持しており、今後プラス成長に転じることになるのか、という点が注目されます。

セリアの過去1年の株価推移

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参考資料:2019年11月度の月次売上高

LIMO編集部

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LIMO編集部は、個人投資家向け金融経済メディアであるLongine(ロンジン)の執筆者である国内外大手証券会社で証券アナリストや運用会社のファンドマネージャーとして長年の調査や運用経験を持つメンバーやビジネス系インターネットメディアでの運営経験者等を中心に構成されています。国内のみならずグローバルの視点から、金融・経済ニュースや投資に関する知識・アイデア、ビジネスパーソンの役に立つ情報をわかりやすくお届けします。