会社で使用していた予算管理表をもとに我が家の予算管理表を作成する事で毎月の貯蓄額が大幅に増えた筆者の家計の工夫をお話しします。

ここでは、企業がどのようなプロセスで予算を追っていくのか、そしてそれを家計に置き換えた時のポイントとあせて見てみましょう。

内容は ①年間予算の作成 ②毎月々の予算調整 ③予算通りに収まったか振り返り の3つです。

① 年間予算の作成

企業では昨年度の実績(実際使った額)をもとに各月の各項目(人件費、物の購入費、システムの導入費、出張費等)ごとに予算を割り振っていきます。

次に、昨年度はイレギュラーで発生したけれど、今年は発生しそうにない費用をプール金とします。

更に、昨年度は発生していないが今年度発生しそうなプロジェクト等あれば、そのプロジェクトが発生しそうな月にプール金から補充し、それでも足りなければ各月について微調整し、まずは1年間の予算の完成です。

各ご家庭であれば、昨年は子供の進学費用がかかった等イレギュラーなイベント費用は一度プール金に入れて、今年から塾に通い出した等、毎月々の費用が上がった場合は、昨年より各月の予算を多めに確保しましょう。