・「小1の娘がクラスの仲良し2人に『サンタさんはいない』といわれ泣きながら帰ってきました。我が家はまだサンタさんにお手紙を書いたり、お礼のプレゼントを用意したりとサンタさんを信じた体勢でいたため『ついに来たか』と思いました。娘は手紙の返事ももらったこともあるため、必死にいると主張したそうなのですが、2人から『嘘つき』と言われてしまい、かなりショックだったようです。いつまでも純粋に信じてほしいと思った気持ちから徹底的に演出していたことがマイナスに働くなんて…」
・「息子が学校で『サンタなんて信じているのはダサい』と言われたらしく、つい『信じていないような子の家には、サンタさんも行きたくないから来てもらえないんじゃない?』という大人げない言い方をしてしまいました。息子がそれをクラスメイトに『ママがお前らのことサンタを信じない嫌な子って言ってた』と伝えてしまったため、大ゲンカに発展。相手のママに会ったときに『お宅の理想を押し付けないでくれます?』と言われる羽目に。あのときムキにならず、息子を諭せばよかったと反省しています」
サンタさんを信じる=純真ないい子、信じていない=夢がない子、という風に対比されがちですが、クリスマスは家庭によってとらえ方が違う行事のひとつです。クリスマスを宗教上のものと考える家庭や、早くから精神的自立を促す家庭など家ごとの方針があることを忘れてしまうと、子供たちが揉める原因になるということも理解しておいた方がよさそうです。
真実を知っても楽しく過ごそう!
小学校高学年になると、サンタさんを信じている子供の数はグッと減ってきます。とはいえ、子供たちはいつまでもプレゼントやパーティーを楽しみにしているものですよね。「サンタの正体を知ったので我が家のプレゼントはおしまい」とはせず、家族が集うきっかけにするのもいいかもしれません。