最近はすぐに「パワハラ」と騒がれる世の中なので、部下への指導が難しいと悩む方もいらっしゃるのではないでしょうか。実際、常識がない、扱いが難しいなどの「モンスター部下」の上司になると苦労が絶えないようです。

厄介な部下に悩んだエピソードや、「つい軽く見られる」優しい上司に知ってほしい心理テクニックを紹介します。

厄介な部下に苦しんだ上司のエピソード

上司に仕事をやらせようとする部下

「この仕事はやりたくないのでやってください」「〇〇さんとは一緒に仕事がしたくないので、私はやりません」……。

自分の都合で仕事を押し戻してくる部下は、一昔前まではあまり見られないものでした。しかし、最近は人間関係がフラット化して、このような行為に悩む上司も意外と多くいるようです。

上司が注意すれば済むような内容に思えますが、部下から「パワハラ」と言われるのではないか、キツく言うと辞めてしまうかもしれないとためらって、ビシッと言いにくい雰囲気があるといいます。

感情的な理由で上司の悪い噂を流す

個人的に上司が嫌い・苦手という理由から、セクハラの事実がないのに「セクハラされた」、自分がミスをしたのに「上司がしつこく注意する」など、事実無根の噂を流されて困ったと言う上司もいます。