3時間ごとの授乳と頻繁なオムツ交換、布団に寝かせておくと泣くので約7キロの子どもを常におんぶ紐でおんぶしながらの肉体労働でもうヘトヘト。妊娠前は2日がかりで終わっていた大掃除が、まったく進みませんでした。結局、リビングと玄関、トイレだけはできたものの、お風呂や寝室、窓などは手が付けられずに終わってしまったのです。

大掃除が中途半端に残っている気持ち悪さを抱えて年を越してしまった筆者。モヤモヤが残っていたので夫の仕事始めである1月3日から一人で大掃除を再開したのですが、これが肉体的にも精神的にも大きな負担でした。何より世の中が新年を迎えておめでたいお正月ムードの中、前の年にやり残した大掃除を一人でやっているという恥ずかしさや情けなさ。そして年末同様に、子どものお世話に時間が取られてなかなか進まない…。

こんなことになるなら、「子どもが小さいし、一人で大変なのだから今年もやらない」と割り切るか、最初からもっと広範囲を家事代行サービスなどに外注するといった選択肢を取ればよかったととても後悔しました。

大掃除にかける時間はここ10年間で3.5時間も減少

ワンオペママにとって、日常的な掃除は一人でこなせても年末の大掃除を一人ですべて行うことは容易ではありません。本当ならば夫婦で協力したいものですが、筆者のように年末年始も仕事という激務な旦那さんを持つワンオペママも少なくないでしょう。