任天堂が一時▲4%安に迫る大幅下落! 日経平均株価は4日ぶり反発

【東京株式市場】 2019年11月22日

株式市場の振り返り-薄商いの中で日経平均株価は4日ぶり反発、終わってみれば“寄り底”

2019年11月22日(金)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 23,112円(+74円、+0.3%) 4日ぶり反発
  • TOPIX 1,691.3(+1.9、+0.1%) 4日ぶり反発
  • 東証マザーズ株価指数 888.9(+9.2、+1.1%) 反発

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,079、値下がり銘柄数:952、変わらず:123
  • 値上がり業種数:22、値下がり業種数:11
  • 年初来高値更新銘柄数:103、年初来安値更新銘柄数:3

東証1部の出来高は11億1,711万株、売買代金は1兆9,031億円(概算)となり、いずれも前日より減少しました。米国株は続落となりましたが、目立ったニュースもなかったため、模様眺めムードが強まりました。売買代金は再び2兆円を下回る薄商いとなっています。

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そのような中、日経平均株価はほぼ終日プラス圏で推移しました。寄り付きは▲8円安のマイナスでスタートしましたが、すぐにプラス圏へ浮上し、前場の終盤には一時+180円高まで上昇する場面が見られました。後場は上値が重くなり上げ幅を縮小したものの、最後までプラス圏を維持して4日ぶりの反発で引けています。終わってみれば、寄り底(始値が日中の最安値)でした。

なお、TOPIXも同じような値動きで最後はわずかなプラスを維持し、4日ぶりの反発となりました。

東証マザーズ株価指数は反発、売買代金は73日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は4,129万株、売買代金721億円となり、いずれも前日より減少しました。依然として個人投資家の物色意欲が減退しており、売買代金は73日連続の1,000億円割れとなっています。

ただ、一部主力銘柄に買戻しが入ったこと等から、株価指数は+1%超上昇する反発となりました。ジリジリと900ポイントに近づいていますが、今後の個人投資家の投資マインド回復次第と言えそうです。

富士通が3日連続で年初来高値更新、任天堂が一時▲4%安に迫る大幅下落

個別銘柄では、ハイテク株の一角に見直し買いが入り、日本電産(6594)が大幅高で年初来高値を更新し、カシオ計算機(6952)も再び年初来高値を付けました。さらに、富士通(6702)が取引時間中に3日連続で年初来高値更新となりましたが、その後は利食い売りに押されて終値は下落しています。

また、商社株も概ね上昇が目立ち、三井物産(8031)は年初来安値を更新しました。その他では、金融株が高安まちまちの中、野村ホールディングス(8604)が堅調に推移し、年初来高値更新となったのが目を引きました。

一方、ハイテク株ではパナソニック(6752)が大きく値を下げ、自動車株ではスズキ(7269)やSUBARU(7270)などが軟調に推移して下落しました。

また、任天堂(7974)が▲4%安に迫る大幅下落となり、資生堂(4911)や第一三共(4568)も冴えない値動きのまま引けています。

新興市場(東証マザーズ)では、株価高騰が続いたブシロード(7803)が大幅反落となり、アンジェス(4563)は大幅続落となりました。一方、手間いらず(2477)は続伸となり、メルカリ(4385)も値を上げています。

葛西 裕一

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国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。