隣の女性に目をやると鏡とにらめっこ?電車内で化粧をする女性とマナーの本質

以前、東急電鉄の車内のマナー向上を目的とした広告がネット上で議論を巻き起こしたことがあります。「都会の女はみんなキレイだ。でも時々、みっともないんだ」。「女性蔑視だ」「男性の酔っ払いの方がみっともない」などの批判の声が上がりました。電車内の化粧はいつ頃から見られるようになった現象でしょうか。

筆者は、20年ほど前ではないかと推測します。1996年にアムラーブームがあり、その後、ガングロギャルへ進化を遂げます。この頃は、ウィッグ+まつ毛+日焼けスタイルが定番で、車内でカガミとにらめっこをする若者が増加していきました。当時、AC公共広告機構が電車内のマナーを警鐘するCMを流しています。

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公的機関の調査結果からもある傾向が明らかになっています。(一社)日本民営鉄道協会が2000年以降、実施している「駅と電車内の迷惑行為ランキング」では、2000年9位「女性の化粧(1.8%)」でした。これが2018年の「駅と電車内の迷惑行為ランキング」では、8位「車内での化粧(15.1%)」と10ポイント以上アップしていることがわかります。年代が上がるほど抵抗感が強くなる一方、若年層では抵抗感が低く、その範囲も拡大しています。

電車内化粧をマナーからみるとどうか

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  • 尾藤 克之
  • コラムニスト、著述家、明治大学研究員

東京都出身。議員秘書、大手コンサルティングファームにて、経営・事業開発支援、組織人事問題に関する業務に従事、IT系上場企業などの役員を経て現職。現在は障害者支援団体のアスカ王国(橋本久美子会長/橋本龍太郎首相夫人)を運営しライフワークとしている。メディア出演、著者投稿多数。