3. 2026年1月から6月の不正利用被害は221.3億円。93.1%がカード番号の盗用
日本クレジット協会が2026年9月7日に公表した集計によると、2026年1月から6月のクレジットカードの不正利用被害額は221.3億円でした。このうち番号盗用による被害が206.1億円で、93.1%を占めています。
3.1 2024年の555.0億円が過去最多、2025年は510.5億円
年間の被害額は、2021年の330.1億円から2024年には555.0億円に増え、日本クレジット協会の集計で過去最多になりました。2025年は510.5億円で、前年より44.5億円少なくなっています。
2025年の内訳は、番号盗用が475.4億円、偽造カードが7.2億円、その他が27.9億円です。カードそのものを盗まれるより、カード番号などの情報を使われる被害が大半であることがわかりますね。
3.2 番号盗用の約7割は国内での被害
2026年1月から6月の番号盗用206.1億円のうち、国内での被害は140.7億円(68.3%)、海外での被害は65.4億円(31.7%)でした。4月から6月の3カ月だけで見ても、不正利用の被害額は107.7億円です。
不正利用発生率は、カードで買い物をした額に対する被害額の割合で、2026年1月から6月は0.031%でした。割合は小さくても、被害額は半年で200億円を超えています。
4. 良品計画の第二報で有効なカードは約34万5000件。明細の確認を呼びかけ
良品計画は2026年10月30日に、MUJIアプリの利用者などのメールアドレスや生年月日、性別といった情報が、最大約2726万件流出した可能性があると発表していました。11月4日の第二報で、対象に無印良品ネットストアの顧客情報とMUJI Cardの情報が加わりました。
4.1 2021年7月までに入会したMUJI Cardの番号が対象
報道によると、アクセスされた可能性があるのは、2021年7月までにMUJI Cardに入会した会員のカード番号(全桁)とMUJI Card IDなど約109万件です。現時点で有効なカードは約34万5000件で、残りはすでに失効・解約されたものとされています。
このほか、アプリなどにクレジットカード情報を登録していた顧客約120件について、カード番号の一部とカード名義がアクセスされた可能性があるとしています。
4.2 身に覚えのない利用はカード会社へ
良品計画は、対象の顧客に利用明細を確かめ、身に覚えのない利用があればクレディセゾンに問い合わせるよう呼びかけています。こうした流出のあとは、カード会社などを装った不審なメールや電話にも注意が必要です。