子どもが法学部を志望していると、大学に納めるお金が入学時や4年間でいくらになるのか気になるご家庭も多いのではないでしょうか。文部科学省の「私立大学等の令和7年度入学者に係る学生納付金等調査結果」によると、2025年度に私立大学の文科系学部へ入学した人の初年度納付金(授業料・入学料・施設設備費)の平均は121万2235円でした。

ただ、学費の項目の立て方や2年目以降の金額は、大学ごとに異なるのが実情です。

本記事では、関東と関西の私立大学から法学部を置く9大学を取り上げ、各大学が公表している2026年度入学者向けの資料をもとに、初年度と4年間の学費を比べます。

1. そもそも私立大学・文科系学部の初年度納付金はいくら?

私立大学(学部)の初年度納付金の平均(2025年度入学者)1/4

私立大学(学部)の初年度納付金の平均(2025年度入学者)

出所:文部科学省「私立大学等の令和7年度入学者に係る学生納付金等調査結果」をもとにLIMO編集部作成

同調査による、私立大学の文科系学部の初年度納付金の平均は次のとおりです。

  • 授業料:85万392円
  • 入学料:21万9951円
  • 施設設備費:14万1892円
  • 合計:121万2235円

私立大学全体(592大学)の平均では、授業料が96万8069円となり、前回調査(2023年度入学者)から0.9%増えています。

2. 法学部の初年度の学費はいくら?関東・関西の私立9大学で約124万〜138万円

法学部の初年度の学費(2026年度入学者・9大学)2/4

法学部の初年度の学費(2026年度入学者・9大学)

出所:各大学が公表している2026年度入学者向けの学費資料(参考資料に記載)をもとにLIMO編集部作成

ここで比べるのは、入学金と授業料に、施設設備費・教育充実費・実習料などを加えた額です。諸会費・後援会費・校友会費などの会費類は含めていません。

  • 中央大学:137万6100円
  • 明治大学:136万6000円
  • 近畿大学:135万5000円
  • 立命館大学:131万8200円
  • 法政大学:129万9000円
  • 日本大学:126万円
  • 東洋大学:126万円
  • 関西大学:125万円
  • 早稲田大学:124万円

たとえば中央大学の場合、入学金24万円、授業料85万6500円、施設設備費27万9600円を合わせると137万6100円になります。

9大学の初年度の学費は約124万〜138万円の範囲に収まり、最も高い中央大学と最も低い早稲田大学の差は13万6100円でした。