ヤフー親会社のZ-HDが一時▲10%安の暴落! 日経平均株価は3日ぶり反落

【東京株式市場】 2019年11月19日

株式市場の振り返り-日経平均株価は3日ぶり反落、売買代金は連日の2兆円割れ

2019年11月19日(火)の主要指標(カッコ内は前日終値比)

  • 日経平均株価 23,292円(▲124円、▲0.5%) 3日ぶり反落
  • TOPIX 1,696.7(▲3.9、▲0.2%) 3日ぶり反落
  • 東証マザーズ株価指数 876.4(+7.4、+0.9%) 3日続伸

東証1部上場銘柄の概況

  • 値上がり銘柄数:1,163、値下がり銘柄数:888、変わらず:101
  • 値上がり業種数:11、値下がり業種数:22
  • 年初来高値更新銘柄数:103、年初来安値更新銘柄数:8

東証1部の出来高は12億408万株、売買代金は1兆9,674億円(概算)となり、いずれも概ね前日並みでした。決算発表も完全にピークを過ぎ、特段の材料もないこともあり、全体的に様子見スタンスが支配的となりました。結果的に、売買代金は連日の2兆円割れとなっています。

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そのような中、日経平均株価は利益確定売りに押されて終日マイナス圏で推移しました。しかしながら、前場の半ばに一時▲172円安まで下落する場面がありましたが、その後はさらに下押しすることなく終わっています。それでも、プラス圏へ浮上することはなく、3日ぶりの反落となりました。

なお、TOPIXも同じような値動きで3日ぶりの反落となり、終値で再び1,700ポイントを割りました。ただ、下落率は日経平均株価より小幅に止まっています。

東証マザーズ株価指数は3日続伸、売買代金は70日連続で1,000億円割れ

東証マザーズの出来高は4,761万株、売買代金666億円となり、いずれも概ね前日並みでした。個人投資家の物色意欲が減退しており、売買代金はついに70日連続の1,000億円割れとなっています。売買代金1,000億円は決して高いハードルではないのですが、個人投資家の投資マインド低下を如実に表していると言えましょう。

ただ、株価指数は3日続伸となりました。これでジリジリと900ポイントに近づいてきています。

材料出尽くしのZ-HDが一時▲10%安の暴落、TOB対象の田辺三菱製薬はストップ高

個別銘柄では、指数寄与度の高いファーストリテイリング(9983)、ソフトバンクグループ(9984)、ファナック(6954)、東京エレクトロン(8035)がほぼ同じ割合で大きく値を下げ、KDDI(9433)も取引時間中に年初来高値を更新した後に下落し、結局は前述した銘柄と概ね同率の下落となりました。

また、ハイテク株の主力銘柄の一角が利食い売りに押され、ソニー(6758)、TDK(6762)、アドバンテスト(6857)、ローム(6963)などが下落しています。

その他では、前日にLINE(3938)との経営統合に関する基本合意を発表したZホールディングス(4689)が材料出尽くしから一時▲10%超安の暴落となり、終値も▲8%超安で引けました。なお、LINEは小幅高でした。

一方、三菱ケミカルホールディングス(4188)によるTOB実施で完全子会社化が発表された田辺三菱製薬(4508)がストップ高となり、これに誘発されたかのように、大塚ホールディングス(4578)や小野薬品工業(4528)が年初来高値を更新し、エーザイ(4523)も大幅高となりました。

また、小売り株の一角に見直し買いが入り、J.フロント リテイリング(3086)やニトリホールディングス(9843)が年初来高値更新となっています。

新興市場(東証マザーズ)では、前日に高騰したEduLab(4427)が反落し、MTG(7806)も下げ止まりが見られませんでした。一方、マネーフォワード(3994)が急騰し、ブシロード(7803)も同様に急騰して引けています。

葛西 裕一

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国立大学卒業後、国内・外資系の金融機関にて23年勤務後に独立。証券アナリストなどの職務を経験し、ファイナンシャルプランナー関連等の金融系資格を多数保有。専門は株式投資、貴金属投資、年金、相続、不動産。