昔に比べ「残業をせず早めに家に帰ろう」という動きが一般化してきました。プレミアムフライデーや働き方改革など、さまざまな案が出される中「うちの夫はいまだに関係ない」と思っている妻たち。しかし、まだまだ残業が減らないと思いきや、実は家に帰るに帰れず外で時間を潰している「フラリーマン」が存在しているのをご存知ですか?

ふらふらしているフラリーマンとは

この「フラリーマン」という言葉は、仕事が終わってもまっすぐ家に帰らず、ふらふらと外で時間を潰す家族持ちの会社員男性を指します。彼らは、仕事が定時や早い時間に終わっているのも関わらず、自宅には帰らずファーストフードや家電量販店でのんびりと時間を潰しているそう。「優雅でいいわね!」と思いがちですが、実はフラリーマンたちは自ら望んでふらふらしているわけではないといいます。

家に居場所がない男性たち

それでは、「望まないフラリーマン」はどうして帰宅しないのでしょう。そこにはいくつかの共通点がありました。

妻の気に入る家事ができない

「仕事が早く終わったので帰宅して妻の手伝いをしました。喜んでくれると思いきや、『それ違う!邪魔だから向こうに行っていて!!』と妻につらく当たられ、気持ちが萎えてしまいました。僕がいない方が妻ははかどるようなので、家事が終わる頃家に帰るようにしています」

子供がママを求める

「早く帰宅して子供の寝かしつけを手伝おうとしたところ、『ママじゃなくちゃ眠れない』と息子に泣かれました。絵本を読んであげたり、工夫をしたりしたのですがやっぱりママの代わりにはなれない様で…仕方がないのでリビングで待っていたところ『いても役に立たない』といった妻の視線が痛く、早く帰らなければよかったと思いました」

子供の声が苦手

「うちは小さな子供が3人いるので起きている間はずっと子供の声が響いています。家で昇進試験の勉強をしたいのですが、狭い我が家はリビングにいるしかなく、とても勉強どころではありません。妻には申し訳ないですが、残業しているフリをしてファーストフード店で勉強をしています」

以上のように、毎日のリズムが妻や子供と合わないため、平日はなるべく顔を合わせないように「配慮している」といった意見が多く寄せられました。

フラリーマンが発覚したら