2. リボ払いの残高が減らないのはなぜ?手数料込みの方式では支払額から手数料が引かれ、元金に回る分が小さくなる

リボ払いの残高の減り方は、毎月の支払額に手数料が含まれるかどうかで違います。日本クレジット協会は、毎月の支払額の決め方として、残高にかかわらず一定の「定額方式」と、残高に応じて段階的に増える「残高スライド方式」を紹介しています。

さらに、手数料の払い方にも2つの方式があります。三菱UFJニコスは、支払額が一定で元金と手数料を合わせて払う「元利定額」と、毎月の支払金額とは別に手数料を払う「元金定額」を分けて案内しています。JCB・三井住友カード・楽天カードの案内の計算例は、決まった元金に手数料を加えて払う形です。

  • 【手数料込みの方式(元利定額)】支払額は一定で、その中に手数料が含まれる。元金に回るのは、支払額から手数料を引いた分
  • 【手数料別の方式(元金定額)】毎月減る元金は一定で、手数料はその上に加わる。支払額は月ごとに少しずつ変わる

実質年率18%・残高10万円で、手数料込みの方式で月3000円を払う場合、1回目は、支払額3000円から手数料約1500円を引いた約1500円が元金に回ります。手数料が支払額と同じかそれを上回ると、元金は減りません。

手数料別の方式でも、毎月新しく使った額が、その月に減る元金を上回れば、残高は増えていきます。残高が減らない理由は、支払いの方式と新しい利用の両方から確かめることになります。