8. 【確認したいこと】世帯分離の前に、3つを確かめる

確認は、お住まいの区の介護保険課や、国保などの窓口にします。

次の3つを、分ける前に確かめてください。

  • 親の今年度の介護保険料の段階と、世帯の状況(親本人が非課税か、世帯員に課税者がいるか)
  • 世帯分離をした場合の段階と、保険料の差額。いつの4月1日の世帯から反映されるか
  • 高額介護サービス費、医療保険、扶養など、ほかの制度への影響

9. まとめ

この記事では、新宿区の令和8年度の保険料で、同居と世帯分離を比べました。

親の収入が70万円、100万円、130万円の場合の試算で、親本人が住民税非課税であることが前提です。

新宿区の令和8年度の介護保険料では、親本人が非課税でも、同じ世帯に課税される人がいると、第4段階か第5段階です。

世帯分離で親の世帯全員が非課税になれば、第1段階から第3段階です。編集部の試算では、親の収入しだいで年に2万7720円から5万1480円の差があります。

段階は4月1日現在の世帯で決まり、世帯分離にはほかの制度への影響もあります。

この記事で確認できていない点は、区の窓口で確かめてください。

保険料の額や判定は自治体によって違うため、気になる人は、お住まいの自治体の介護保険課と、国保などの窓口に聞いてみてください。

※本記事は、編集部が新宿区などの公表する公式の一次資料を確認の上、執筆・検証しています。

参考資料

齊藤 慧