6. 世帯分離で変わるのは、介護保険料だけとは限らない。確認できていないことが多い

この記事で確認したのは、新宿区の介護保険料の段階、国保の保険料の計算方法、世帯分離の届出の3つです。

次のことは、確認できていません。

どれも、世帯分離を決める前に、区などの窓口で確かめたい点です。

  • 高額介護サービス費や施設の費用の軽減など、世帯の課税状況で変わる、ほかの制度への影響
  • 親が75歳以上で、その年齢向けの医療保険に入っている場合の保険料への影響
  • 子の税金や、勤務先の手当など、扶養への影響
  • 世帯分離で、国保の保険料の減額(軽減)の判定が変わるか
  • 11月に世帯分離をした場合に、今年度の保険料が変わるのか

最後の点について、新宿区は、世帯の状況は4月1日現在による、と案内しています。

7. 【編集部の見立て】届出の前に、「今の世帯で第何段階か」と「分けたらどうなるか」を区に聞く

ここからは、新宿区などの文書にある事実ではなく、編集部の見立てです。

世帯分離を考えるなら、届出の前に、介護保険課で、今の世帯で第何段階か、分けた場合に第何段階になるかを聞くのがよいと考えます。

理由は、段階が4月1日現在の世帯で決まる一方、世帯分離は、ほかの制度に影響が出る可能性があるためです。この記事で確認できていない点も残っています。

ほかの制度への影響も合わせて聞いておくと、判断しやすくなります。

ここからは、確かめたいことと、記事のまとめを見ていきます。