「冬のボーナスは、すぐには使わない。でも普通預金に置いたままにしておくのも、なんだかもったいない」
そう考えて、預金以外の置き場所を探しはじめた人もいるのではないでしょうか。その候補のひとつが個人向け国債です。
財務省の発行スケジュールによると、2026年11月募集分の個人向け国債は11月9日から30日まで、12月募集分は12月7日から30日まで、申し込みを受け付ける予定です。
そもそも個人向け国債は、国が発行する債券(国がお金を借りるときに発行する借用証書のようなもの)です。1万円から1万円単位で買え、満期まで持てば、買ったときの金額がそのまま戻ってきます。利率には年0.05%の下限が設けられています。
商品は満期と金利のタイプの違いで、次の3種類があります。
- 変動10年:満期10年。半年ごとに利率が見直される
- 固定5年:満期5年。満期まで利率が変わらない
- 固定3年:満期3年。満期まで利率が変わらない
年末にかけての2回の募集は、利率が公表される日や発行日だけでなく、商品の名前も変わります。12月募集分からは、商品名が「個人向け国債プラス」になり、一部の法人等も買えるようになります。本記事では、11月募集分と12月募集分の日程と、個人にとって何が変わるのかを並べて確かめます。記事後半では、満期の日や利子を受け取る日、中途換金できるようになる時期の違いも整理します。
1. 11月募集分と12月募集分、申し込み期間と利率の公表日はいつ?
個人向け国債は毎月発行され、募集のたびに利率が決まります。年末にかけての11月募集分と12月募集分の日程を、財務省の発行スケジュールと発行条件から並べると次のとおりです。
【11月募集分】
- 回号:変動10年 第200回債/固定5年 第188回債/固定3年 第198回債
- 利率の公表日:2026年11月6日
- 募集期間:2026年11月9日~11月30日
- 発行日:2026年12月15日
【12月募集分(個人向け国債プラス)】
- 回号:変動10年 第201回債/固定5年 第189回債/固定3年 第199回債
- 利率の公表日:2026年12月4日
- 募集期間:2026年12月7日~12月30日
- 発行日:2027年1月15日
利率は、どちらも募集が始まる日の前の営業日に公表されます。
ボーナスのお金で申し込むことを考えている場合は、手元にお金が入る時期と、それぞれの募集期間が重なるかを先に確かめておくと、申し込みの時期を決めやすくなります。
11月募集分の受付は11月30日まで、12月募集分の受付は年末の12月30日までです。