6. 団体信用生命保険の種類で金利は変わり、3大疾病付きなら年4.05%で月々13万3734円

フラット35の金利は、加入する団体信用生命保険(団信)の種類によっても変わります。これまで紹介した金利は、新機構団信付きの金利です。

6.1 デュエットは+0.18%、3大疾病付きは+0.24%

住宅金融支援機構によると、夫婦などで加入する新機構団信(デュエット(ペア連生団信))の場合は、掲載している借入金利に0.18%が加わります。新3大疾病付機構団信の場合は0.24%が加わります。健康上の理由などで団信に加入しない場合も、フラット35は利用できます。

6.2 3000万円・35年で月々の返済額を比べる

11月の最も多い金利(年3.81%)をもとに、借入額3000万円・35年でLIMO編集部が試算しました。

  • 新機構団信付き(年3.81%):月々12万9435円
  • デュエット(年3.81%+0.18%=年3.99%):月々13万2653円
  • 新3大疾病付機構団信(年3.81%+0.24%=年4.05%):月々13万3734円
  • 融資率9割超(年3.92%):月々13万1397円

※元利均等返済、ボーナス返済なし

新3大疾病付機構団信を選ぶと、新機構団信付きより月々4299円多くなります。融資率が9割を超える場合も、月々1962円の差が出ます。

団信の種類や融資率によって、月々の返済額は変わります。6/6

団体信用生命保険の種類・融資率別の月々の返済額

出所:住宅金融支援機構「最新の金利情報:長期固定住宅ローン【フラット35】」をもとにLIMO編集部試算

7. 借入額別の試算では、2000万円で月々8万6290円、4000万円で月々17万2580円

借入額によって、返済額の増え方も変わります。11月の最も多い金利(年3.81%)と、1年前(年1.90%)で、35年で返す場合をLIMO編集部が試算しました。

  • 2000万円:6万5231円から8万6290円へ、月々2万1059円増
  • 4000万円:13万462円から17万2580円へ、月々4万2118円増
  • 5000万円:16万3077円から21万5725円へ、月々5万2648円増

※元利均等返済、ボーナス返済なし

借入額が大きいほど、同じだけ金利が上がったときの月々の増え方も大きくなります。借入額5000万円では、1年前の金利と比べて月々5万2648円、年間では63万1776円の差になります。

フラット35の11月の最も多い金利は年3.81%で、1年前から1.91ポイント上がりました。借入額3000万円・35年の試算では、月々の返済額は12万9435円で、1年前の金利より3万1589円多くなります。

ここからは、FPの視点で返済の負担の目安を確かめ、金利を見るときの注意点を確認します。