11月12日、嵐の二宮和也さんが一般女性との結婚を発表しました。今年デビュー20周年を迎え、さらには来年2020年末には活動休止を控えている嵐。

二宮さんの結婚だけでなく、11月3日には、サブスクリプション型音楽ストリーミングサービスでの楽曲配信やインスタグラムやツイッターなどのSNSがスタートし、11月9日には天皇陛下の即位を祝う国民祭典で歌唱するなど、その活躍ぶりと話題性には目を見張るものがあります。

そんな嵐に、筆者は先日突然にハマってしまいました。好きになったのは特定のメンバーではなく、5人全員です。これまでジャニーズやイケメン俳優など、ファンを名乗るくらい好きになったことがなかったのに、どうしていきなりの嵐だったのか。自分なりに分析してみました。

ワンオペ育児の救世主となった嵐のダンス

筆者には1歳3カ月の息子がいます。最初に嵐にハマったのは、筆者ではなく1歳になったばかりの頃の息子でした。嵐が出演する某アプリゲームのCMが流れると、息子はこれまで見たことのない集中力をもって画面にくぎ付けに。ダンサブルな曲調と5人の揃ったダンスに合わせ、自分もニコニコしながら体を動かすようになりました。

その頃、息子は筆者が目の前からいなくなると、泣きわめいて後をついてくるようになり初めていた頃。いわゆる「後追い」で、リビングから離れて料理も洗濯もできず、トイレすら落ち着いてできない状態に。ワンオペ育児中の筆者は、後追い対策にとても悩んでいました。

そこで、後追いで泣き出した息子にこの嵐のCM動画を見せたところ、効果は抜群。どんなに泣いていたり機嫌が悪かったりしても、この嵐のダンスを見せるとピタっと表情が変わってニコニコになり、腕をパタパタとしながら自分も踊るのです。いつしか筆者の中には嵐のことをワンオペ育児の救世主と崇める気持ちが生まれていったのでした。

また、サブスクリプションが解禁されたので試しに嵐の楽曲を何曲か聴かせてみたところ、これまた息子は楽しそうに体をゆらゆら揺らします。こうして、数日間ほど息子のために嵐のCM動画と楽曲を家の中で流す日々が続いた頃、筆者はあることに気付きました。自分が嵐を見たいから、嵐を聴きたいから流していることに。自分自身がどんどん嵐にハマっていっていたのです。

5人のじゃれ合いが男の子の子育てを考えさせてくれる

筆者は3姉妹、さらに女子高で育ちました。そのため、いまだに「男の子」という実態がよく掴めていないまま子育てに奮闘しています。