3. 電気・ガスの値引き単価はいくら縮小した?

経済産業省によると、2026年夏の電気・ガス料金支援は7月、8月、9月使用分が対象です。低圧の電気と都市ガスの値引き単価は、次のとおりです。

  • 7月使用分(8月検針分):電気3.5円/kWh、都市ガス14.0円/立方メートル
  • 8月使用分(9月検針分):電気4.5円/kWh、都市ガス18.0円/立方メートル
  • 9月使用分(10月検針分):電気3.5円/kWh、都市ガス14.0円/立方メートル

10月検針分にあたる9月使用分は、8月使用分と比べて電気が1.0円、都市ガスが4.0円縮小しています。

たとえば電気を月300kWh使う家庭の場合、8月使用分の値引きは4.5円×300kWhで1350円、9月使用分は3.5円×300kWhで1050円となり、差は300円です。都市ガスを月20立方メートル使う家庭では、360円(18円×20立方メートル)から280円(14円×20立方メートル)へと、80円縮小します。使用量はあくまで仮定の例で、実際の請求額は契約内容や燃料費調整額などによって異なります。

4. 電気・ガスの請求を確認するときの注意点は3つ

値引きの仕組みを前提に、確認しておきたい点を3つに整理します。

4.1 請求書の「使用月」と「検針月」はずれていない?

経済産業省の資料では、7月使用分が8月検針分、8月使用分が9月検針分、9月使用分が10月検針分に対応しています。

値引き単価は使用月ごとに定められているため、請求書の値引き欄を確認するときは、使用月と検針月の対応を意識しておくと照らし合わせやすくなります。

4.2 10月使用分以降の値引きはどうなる?

政府の公式サイト「電気・ガス料金支援」では、実施期間は2026年7月、8月、9月使用分と案内されています。10月使用分以降の扱いや、冬の支援については、公式サイトで案内を確認できませんでした。

今後の発表は、資源エネルギー庁や公式サイトで確認し、請求書の値引き欄の有無とあわせて見ておくと安心です。

4.3 東京都区部の数字は、全国にもそのまま当てはまる?

今回の資料は、先行指標として東京都区部のみを速報した中旬速報値です。全国の2026年10月分は、総務省統計局の公表予定表で11月20日(金)とされています。